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講師のはなし。

 

 

明日、ちょうど講師の依頼があって酒田市内の小学校へ出向いてきますので、今日は講師としてのお話を。

 

これまで講師の依頼があるとお引き受けさせていただいてきたのですが、

わたしはサービス業ひとすじなので、接客や接遇とは何なのか、小学生向けだと人を思いやる振る舞い方やマナーについてなどを中心にお話をしています。

 

中学生や高校生には、青年経済人としての話、会社を経営するということや、結婚し子育てをしながら地方で働くということ、自分の好きなことで働くということはどういうことか、海外で仕事をするやりがいや苦労話などをおり交ぜて。

 

 

わたしが学生の頃は、先生や親以外にこういった学校の外の社会人の話を聞いたり関わることってほとんどなかった(全然なかった・・・?)と思うので、いまのこどもたちは本当に恵まれているし、将来の選択肢はとても多いと思います。

わたしの頃にもこういった教育カリキュラムがあればよかったのにと心の底から思います・・・そうすれば今はまた違った道に進んでいたかもしれない・・・。

 

 

さて明日は小学6年生の児童向けということだったので、何を話そうかと考えていたわけですが、ひとつ「言葉」についてお話しようかなと思っています。

 

これは、言葉遣いもそうですが、話す相手によって言葉遣い(敬語、丁寧語、尊敬語)を変えられる日本語のことなどを少し。

 

日本語って難しいですよね。

本当に正しい日本語を使えている人は大人でもとても少ないと思います。

 

 

会話のなかでの言葉のチョイスも本当に大事ですが、たとえば目上の方や仕事関係の方だったりした場合、それによって相手をたてる気持ちをあらわしコミュニケーションが円滑になったり、または言葉のチョイス、話し方によっては不快にさせてしまうこともあると思います。

 

 

正しい日本語を使って損は絶対にないので、ぜひ正しい日本語を学んでいただきたいということも話したいな・・・

 

生活していると友達や同僚、先輩や上司、後輩・・・日々いろいろな人とお付き合いがありますが、この人だからいいやではなく、自分が毎日生きているうえで周りにいてくださる方々は大切な人たちですから、できるだけ誰にでも弁えてきちんと接したいですよね。

 

 

そして学生だけではなく、社会人は特に言葉遣いは大事・・・!

特に接客業をされているかた、本当に気をつけたいところです。

 

写真は関係ないですが、ここでちょっとだけ、わたしが人と接していて普段気になっている言葉のトピックについて。

それは、自分の配偶者のことを「嫁」「奥さん」「旦那さん」「主人」と言う人・・・

 

 

自分の配偶者は、基本的には「妻」「夫」と呼びます!

※「主人」もシチュエーションによってはOKですが。

(上司や目上の方と話す時に、妻として配偶者をたてる場合など・・・)

 

 

そして、自分ではない他人の配偶者のことを「奥様・さん」「旦那様・さん」「ご主人」と呼びます。

自分の配偶者を「旦那さん」「奥さん」と言う方ってけっこう多いですが、これは一般的には他人の旦那や奥様を呼ぶときのみに使います〜

身内である配偶者に敬称はつけないので、これはおかしな日本語ですね・・・

 

(これについては詳しくは色々あり、シチュエーションで変わる場合もあるので気になった方はぜひ調べてください)

 

 

つい白熱して長くなりました

 

 

大人になると、こういうことはなかなか指摘しにくいですね。

自分から意識して、普段どういう態度で人と接しているのか、言葉遣いなのか、を時々振り返りたいものです。